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住宅・不動産相談Q&A(目次へ)
回答者 不動産アドバイザー 志田真郷
 
Q) デフレ経済といわれています。デフレの時は借金しない方がいいと聞きましたが、住宅は買った方がいいのですか。?


A) デフレというのは物価が下がっていく経済現象です。物価が下がっていくということは、貨幣の価値が上がっていくと同じことを意味します。今日100円のものが明日99円になるとすれば、同じ100円で買えるものがより多くなるのですから、貨幣の価値が上がっていくことになります。このようなことが起きるとますます人は物を買わなくなり、ますます物価が下がるという現象が起きます。キャッシュが強いのですから、借金して物を買うのは得策ではありません。


 しかし、価格が下がる場合にすべてが一様に下がっているのではありません。土地価格は平均値では10年間下がり続けています。資産としての土地はデフレ状態がもう10年間続いているのです。その結果、都心部のマンションのように、従来は住宅としては高くて買えなかったような便利な所にマンションが建ち、飛ぶように売れるという現象が起きているのです。


 一般論としては借金はしない方が得策ですが、住宅に関しては快適性や利便性の水準が変化していますから、今後も値崩れしにくいと予想される所に建てられる性能の良いマンションは「下がりにくい商品」と考えられますから、「買い」であると思います。 2004年(平成16年)

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